相続 預貯金
預貯金等
預貯金
区 分 | 金 額 |
原則 | 課税時期の預入高+経過利子の額×(1-源泉徴収税率) |
普通預金、通常貯金で経過利子が少額の場合 | 課税時期の預入高 |
経過利子の額の計算 | 課税時期の預入高×課税時期の中途解約利率×経過日数÷365日 |
中間利払いの定めがある経過利子の額 | 課税時期の預入高×課税時期の中途解約利率×経過日数÷365日-預入高×中間利払率 |
端数処理 | 円未満切り捨て |
経過日数 | 預入日から課税時期までの片端入れによる日数 |
外貨の評価方法
相続税の計算する場合において、外貨(外国通貨)がある場合はまず外貨を邦貨(円)に換算する必要があります。 この場合、課税時期における納税義務者の取引金融機関が公表する課税時期における最終の対顧客直物電信買相場(TTB)またはこれに準ずる相場により行います。
*対顧客直物電信買相場とは、金融機関が顧客から外貨を買って邦貨を支払う場合(納税義務者にとっては外貨を邦貨に交換する場合)の相場をいいます。 なお、課税時期に為替相場がない場合には課税時期より前の日で最も近い日の最終の対顧客直物電信買相場(TTB)で計算することになります。
*参考 為替レートにはTTB(対顧客直物電信買相場)、TTM(対顧客電信相場仲値)、TTS(対顧客直物電信売相場)などの複数のレ-トがあります。
為替レ-トの種類 | 内容 | 適用方法 |
TTB | 対顧客直物電信買相場 | 資産を換算する場合に使用する |
TTM | 対顧客電信相場仲値 | ー |
TTS | 対顧客直物電信売相場 | 負債を換算する場合に使用する |
貸付金債権等
区分 | 金額 |
原則 | 元本の価額+利息の価額 |
課税時期に全額回収不能の場合 | 評価しない |
課税時期に一部回収不能の場合 | (元本の価額-回収不能額)+利息の価額 |